我が子抄
文字村 闇太郎
-みちのくの川越のクレアモールを抜けた先の松江町の塾に通う-
あれは対面に通う生徒
画面に映るのがオンラインで受ける生徒
こうやって言葉巧みな先生の授業を我が子
の横で聞いていると
目から入って頭の中に染み込むような質の
高い授業は
ただ遠い子供の受験や将来の事を真剣に
考えさせてくれる風を感じます。
この大事な子供の成長期の中に、
松江塾に入り学べるよろこびを
下ばかり見て遊んでいた私は早くに気づく事
ができて良かった。
松江塾は不思議な魅力があって
ああ、子育てとは一生に一度なのだ
何と尊いのだと教えられて
松江塾で今歩いてきたこの時間と、
これから先歩むであろう十年の展望は
子供の無限の可能性を感じさせてくれるばかり。
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無限の可能性のある子育てだからこそ
こんなにも子供を想いネチネチと小言を言い
こんなにもイライラと子供のできない事に
身を震わせ
むしろ魔もののようになり
いつも変幻しているわたし
あれが 五者である鬼の母
あの光るのが 女優の母
ここはあなたが育つ家
あのリビングの白壁の黒線はあなたが小さき
頃に書いたいたずら書き
そして毎日のびのびと公園に友達と遊びに行き
このがらんと晴れ渡った街の木の香に満ちた
空気を吸ってほしい。
そして沢山遊び、
家に帰って沢山学びなさい
毎日コツコツと学ぶことを肌で覚えてほしい
親はいつか先に去る
そしてあなたは混沌たる社会の渦の中へ
私の手の届かない、世の荒波のただ中へ。
我が子よ自分の頭で考えなさい
この不思議な世界の事を
まだ松江塾に通っている間に
何度でもわからない事を教えてもらおう
あれは 頑張るあなたの姿
あの光るのが 大人のあなたの姿