小2(小5) 松江塾公式ママブロガー もじみの憂いの篩

小2松江塾生・小5中学受験生との学習奮闘記 日常の記録 時々食べ物 自己との対話

滑り台

滑り台

 

          もじ浜もみ子

 

 

 

 

 

昔、子供がまだ小さく、

 

2歳位のやんちゃな時分に、

 

よく公園の滑り台に行っていた。

 

 

 

今までもよく行っていたが、

 

一向に飽きる事なく滑っていた。

 

 

 

毎日外に出たがる元気な娘を

 

疲れた顔の私はいつも

 

今日は家にいたいと思いながら

 

眺めていた。

 

 

 

猿のように動きまわる娘、

 

このままでは家が荒れると思い

 

重い腰をあげて公園へ向かう。

 

 

 

 

其後、滑り台を思い切り楽しむ

 

娘の姿を見て

 

あと1時間は帰れないだろうと

 

私は頭の中で想像するのであった。

 

 

 

公園は私の中では苦行で

 

愉快活発に遊具で遊ぶ娘に対して

 

私は常に疲労困憊であった。

 

 

 

何が楽しいのだろうと

 

ただぼんやりとそう考えていた。

 

 

 

日々の睡眠不足と鉄分不足により

 

当時は頑張りたいけど頑張れない 

 

育児鬱のように

 

なっていたのだろうと今振り返れば思う

 

 

 

 

 

 

 

其後子供も小学生になり

 

公園に行く回数も減ったが

 

 

 

唯純粋に滑り台を楽しむ

 

あの姿の印象と

 

今は

 

少し違う事に気づき

 

 

 

当時をもっと娘の目を見て

 

思い切り一緒に楽しめば良かったと

 

 

 

 

思った所で

 

過去はもう戻ってこない。