小2(小5) 松江塾公式ママブロガー もじみの憂いの篩

小2松江塾生・小5中学受験生との学習奮闘記 日常の記録 時々食べ物 自己との対話

言葉のアンテナが強くなると、大人の揚げ足をとることもある

松江塾生は毎日三語短文を作り

日々語彙力を強化しています。

 

言葉を拾うアンテナが強くなり

「その言葉何?」って

聞く事も増えています。

 

それはとてもいいこと!

でも言葉のキャッチ力が強すぎて

こんなことがありました。

 

 

 

先日、次女は集団活動があり

駅前の集合場所に集まりました。

 

そこで指導者の方から

SuicaPASMO、チケットは持ってますか~?」

との確認がありました。

 

70代前後の方だと思います。

よくある言い間違えです。

 

わたしはすぐに「切符」のことか

と状況を理解します。

 

でも娘のセンサーはそれをしっかり捕える

 

『チケットって何?』

 

すかさず近くにいた補助の若い先生が

「切符のことね」

とフォローを入れる。

 

娘は

『なんだチケットって言うから、ディズニーランドにでもいくのかと思ったよ~』

なんて返す。

 

嫌味に聞こえるけど、本人はいたって真面目

70代前後の指導者の方はだんまり(スイマセン…)

 

私は聞きながら渋い顔してたみたいで

横にいたママ友が

「子供って揚げ足とるよね~、わかる。うちの子もよくやるよ」

と声をかけてくれました。

 

 

そうなんだよね。

年をとればとるほど言い間違いが増える。

 

近いニュアンスの言葉を言ってしまい

相手を誤解させてしまう事があるから

気をつけないといけない。

 

 

昔、新入社員だったとき

関係部門の調整業務を早々にやることになりました。

ついていくのに必死だったんですよ。

でてくる言葉を漏らさすに必死に書き留めている時代

 

その時に上司の言葉が理解できずに

『〇〇って、△△のことでしょうか?』

と聞き、

 

「〇〇って言えばわかるだろう!揚げ足をとるな!」

って怒られてしまったことがありました。

 

これ

 

目上の方

特にプライドが高い頑固な方が

使うイメージがあります。

 

 

「揚げ足をとるな」

 

 

確かに会話の流れを急に止めて

相手の間違いを指摘するような

ことはしなくてもいいと思います。

 

でも、見ていて明らかに

本人の間違いで、

指摘されたことが恥ずかしくて

「揚げ足をとるな!」

っていうケースもあると思います。

言葉がでなくてイライラしちゃうんですよね。

 

 

子供を産み、子供達の口が達者になってきた

今だからこそ、この上司の発言時の

気持ちがよくわかるようになりました。

 

 

子供や若い人は言葉に敏感なんです。

大人は年とともにどんどん発語が衰える。

語彙はある(あった?)のだが思い出せない。

 

 

ママ友との会話に

アレとソレで会話が成り立つケースが

増えてきているのもその兆候かなと思います。

 

 

子供のセンサーが鋭くなるのは良いけど

揚げ足のとりすぎは少し話合いが必要かなと

思いました。

 

そして私自身も子供達に揚げ足とられないように

一緒に勉強してきちんとした会話を心掛けたい思います。

 

 

おばあちゃんになって

「えーっとなんだっけ、あそこにある、あれとってくれる?」

みたいな会話ばかりじゃ

情けないもんね。

 

なんだかんだ、子供に育てられてるな~。